TOP > 危険!ヘルペスに気を付けろ!

性病にはたくさんの種類があります。性器ヘルペスについて詳しくご説明します。

性器ヘルペスの感染経路や対処法

性器ヘルペスへの対処方法を説明する医者

日本人の発症者が非常に多いクラミジアですが、このクラミジアと同じように多くの感染者がいる性感染症に「性器ヘルペス」と言うものがあります。

この性器ヘルペスというのは「単純ヘルペスウイルス」と呼ばれるウィルスが原因で発症する病気で、発症すると性器やその周辺がただれてしまったり、水ぶくれが出来てしまうなどの症状が現れます。

初めて症状が現れた際には非常に強いヒリヒリとした痛痒いような感覚が現れたり、患部が燃えるように熱くなるという特徴があります。

そしてその症状が現れると同時に女性の場合は膣の入り口や外陰などの部位、男性の場合は亀頭や包皮、陰茎全体に水ぶくれや赤いぶつぶつが現れる、潰瘍が出来るなどの症状が現れ、非常に激しい痛みが現れます。

そしてこれらの症状は数日から数週間ほど経過すると自然に治まっていくのですが、実は治まったからと言って身体からウィルスがいなくなったのではなく、体内にウィルスが潜伏し、体調不良やストレスなどの身体や精神に強い負荷がかかってしまった際にはまたこれらの症状が現れ始めるのです。

その為、一度性器ヘルペスになってしまうとその後はずっとヘルペスウィルスを体内に宿しながら生きていくことになるのです。

防げない感染経路

ヘルペスでこじれた関係

一度発症するとその後の人生をずっとヘルペスウィルスと付き合いながら生きていく事になる非常に厄介な性器ヘルペスですが、この病気の感染経路は一体どのようなものなのでしょうか。

一般的な感染経路はやはり「性行為」ですが、感染するためにはいくつかの条件というのが存在しています。

その条件というのは「相手の身体にヘルペスができている」「自分の体に小さな傷がある」「相手の体液にヘルペスウィルスが含まれている」などの条件があります。

その為、性行為を行っている相手がヘルペスを患っていてもそれらの症状が沈静化している際にはヘルペスに感染することはないのです。

ですが、海外の調べによると「パートナーがヘルペスに感染した際、感染源である男性もしくは女性に自覚症状があった確率は3割程度」と言われています。

その為、お互い自覚症状が現れていなくともヘルペスになってしまうような可能性というのは非常に高いため、もし自分の身体にヘルペスウィルスが潜伏していると分かっているのなら、きちんと対策を行っておくようにしましょう。

また、ヘルペスウィルスはタオルの使い回しやトイレの便座などを経由して感染することもあります。

これらの感染源からの感染というのは防ぐのが非常に難しいため、常日頃から注意しながら様々な施設を利用するようにしましょう。

再発に注意しよう

再発注意を促す医者

性器ヘルペスの症状の一例を上げると「性器にできる水ぶくれ」「痛痒いような感覚」などがありますが、これは初期症状と呼ばれるものです。

ヘルペスウィルスが体内に潜伏している状態で再度ヘルペスが現れる「再発」と呼ばれる状態になった際、どのような症状が現れるのでしょうか。

実はこれらの症状というのは初期症状とほとんど変わりありません。

ですが、初期症状は外部から初めてやって来たウィルスによって起こる症状のため、酷い場合には痛みによって排尿できなくなる、歩行が困難なほどに患部が痛むなどの非常に重い症状が現れます。

ですが2度目以降は体内に存在している常在菌による症状になるため、症状の重さ、患部の大きさなども比較的軽く、場合によってはヘルペスになっているのに気がつかないこともあるのです。

その為、ヘルペスになった事に気が付かずにパートナーと性行為をしてしまった場合、相手にヘルペスを移すことにもなってしまうので、一度でも性器ヘルペスになったことがあるのなら常日頃から症状が現れていないか、というのを意識するようにし、感染を拡大させないように注意するようにしましょう。

様々な対処方法

ゾビラックス

実際に性器ヘルペスになってしまった場合、どのようにしてこの恐ろしいヘルペスに対処したら良いのでしょうか。

ヘルペスは一度発症すると体内からウィルスが消えることはないため、根源的な治療を行うことは出来ませんが、再発を抑えるような治療であったり、初めてヘルペスになった際に症状を抑えて苦痛を和らげるような治療というのは出来ます。

初めてヘルペスを発症した際に行う治療方法に「初発治療」と言うものがあります。

この方法というのはヘルペスの症状が現れてからゾビラックスのような治療薬を服用することによって身体の中に潜伏しているヘルペスの原因菌の動きを抑制し、症状を緩和するものです。

そして、ヘルペスの症状が沈静化してからは再発治療と呼ばれる対処方法、もしくは再発抑制療法と呼ばれる治療方法を行っていくことになります。

再発治療というのは「ヘルペスの初期症状が現れた際に服薬することによってヘルペスの発症を防ぐ」というものです。

この方法をうまく活用していくことにより、ヘルペスを重症化させることなく治療することが出来るのです。

そして再発抑制療法というのは頻繁にヘルペスを再発する人が行う治療方法で、日常的に治療薬を服用することによって体内のヘルペスウィルスの働きを抑制し、再発を防ぎます。

再発抑制法を行う際には薬の費用が大きな負担となってくるので、1年間に一定回数以上ヘルペスが再発する、再発する症状が非常に重い、という人に限って行うことが認められています。

なので、もし再発抑制法を行いたいのなら医師に相談を行った上で対策を行うようにしましょう。